語学ってバケツに水を注いであふれ…

語学ってバケツに水を注いであふれさせるようなもの。頑張って水を注いでるのになかなかあふれない。でも辛抱して注ぎ続ければ必ずあふれ出す時が来る。語学の成果も同じ。

【解説】　英語を勉強している人に共通の悩みは、勉強の成果がなかなか現れないことです。フィリピンに留学しても同様で、留学に来て何週間も経つのに成果が出ないと不安になることがあります。でも語学ってそんなものなのです。

語学というのは1日勉強したら翌日には1日分成果が上がっているという進歩の仕方はしません。1時間スピーキングの練習をすれば1時間分だけ上手に話せるようになるというレベルアップの仕方をするものではない。それが語学です。

ではどのようにレベルアップするのかというと、勉強をずっと続けてある段階に来るとガクッと1段階上がり、また続けるとしばらくしてまた上がる。その繰り返しなのです。

例えて言うならば、空のバケツに水を注ぐ作業に似ています。水を注いでも注いでも一杯にならない。でも辛抱して注ぎ続ければいつか一杯になってあふれだす。小さなバケツはすぐにあふれる。大きなバケツはなかなか一杯にならないけど、注ぎ続ければいつか必ずあふれだす。でも、途中であきらめたら永遠に一杯にならない。

語学も同じです。勉強をしているのにレベルアップしない。それは、まだバケツが一杯になっていないからです。勉強を続ければいつか必ずレベルアップする時がきます。

ずっと勉強しているのになかなかレベルアップしない。それはバケツが大きいからです。大きいバケツをいっぱいにするのは大変です。でもここであきらめてしまったら、次のレベルに上がることは永遠にできません。

語学習得というのは空のバケツを一杯にし続ける作業です。バケツに水を注ぐのは自分1人だけで、誰に手伝ってもらうこともできません。地道で孤独な作業です。でも、毎日辛抱して水を注ぎ続ければ必ずあふれだす時がきます。

地道にコツコツが報われる。地道に頑張っている人を語学の神様は絶対に見捨てない。それが語学の良いところです。